「鷹の爪」
僕が経営している学習塾でのことです。
先日、中学3年生のF君が、僕に話しかけてきました。
「先生!鷹の爪って要りますか!?」と。
僕は「いや、俺は辛い物は食べられんから、要らんよ。」
F君はきょとんとした表情です。
F君「辛い物・・・?」
僕「どうした?辛い物は好きなの!?」
F君「辛いんですか??」
僕「辛いよ!辛いさ!アレを食べて何ともないの?」
F君「いや、食べた事は無いけど・・・。」
僕「夜、受験勉強してて、眠たくなった場合に、アレをかじって眠気を覚ますって作戦か??」
F君「かじるわけではないんですけど、お母さんが『要るなら注文したら?』って言ってたから。」
僕「あんなもん、スーパーに売ってんじゃん。わざわざ注文して取寄せる必要は無かろう。」
F君「スーパーに売ってるんですか!?」
僕「売ってる売ってる!八百屋にもあるけどね。」
F君「本屋じゃないんですか?」
僕「さすがに本屋には無いぜ。」
F君「フ○ト(福岡県で公開模試を行っている学習支援企業)が出してる、過去問集ですよね!?」
僕「はぁ!?何の話!?」
F君「鷹の爪っていう過去問が10年分くらい入ってる問題集です。」
僕「それって、虎の巻の間違いだな・・・。」
F君「あ!それです。虎の巻か!!」
ぐっちゃぐちゃな会話が巻き起こりました。